出産編 児童手当
児童手当
家庭生活の安定と子どもがすくすくと育つために年金制度からもらえるお金です。
だれがもらえる?
所得制限以下の収入で、小学6年生までの子どもがいる人
※子どもが12歳到達後、最初の3月31日まで
いくらもらえる?
子ども1人につき月額5,000円
※第1子、第2子が月額5,000円、第3子以降は1人につき月額1万円がもらえます。
いつまでに申請する?
毎月月末が締め切り
※申請の翌月分から支給
所得制限は、加入する年金や扶養人数によって異なりますが、特に自営業や扶養人数の少ない家庭はその制限が厳しくなっています。
けれども、判定は1年ごとなので、今年もらえなかった人も、扶養家族が増えたり、自営業から会社員に転職したりして、翌年からもらえるケースもあります!
こんなときどうしたら?
児童手当Q&A
Q1.
国民年金に未加入の場合は、もらえない?
→ A.年金制度に加入していることが前提ですが、児童手当制度は、子どもの健全な育成のために、子どもに対して支払われるものなので受け取れます。
夫婦とも20歳未満で、国民年金に加入していなくてももらえます。
Q2.
上の子の児童手当を受けている時は、あらたに申請しなくてもいい?
→ A.1人ずつに対してもらえるお金なので必要です。
申請は、1年ごとなので、この場合は、下の子はもちろん、上の子も手続きをしなけらばなりません。
毎年6月に「現況届」を提出して、もらえるかどうかを確認します。
Q3.
共働きの場合所得制限は夫婦合算?
→ A.夫婦2人で働いていても、対象となる所得はどちらか1人です。
夫婦のどちらが申請していてもかまいませんが、世帯主の所得で見るのが一般的。
Q4.
産後すぐに引っ越した場合、どんな手続きが必要?
→ A.その年の1月1日に、現在のところに住所がない場合は、通常の印鑑や通帳、保険証、会社員の人は年金加入書のほかに「児童手当用所得証明書」も必要になります。
以前住んでいた地域の市区町村役場から取り寄せます。
○法改正で、小学6年生までもらえるようになりました
平成18年4月から、児童手当の支給対象年齢が小学3年生から小学6年生に拡大されました。
その結果、これまでより18万円アップ
さらに、所得制限も年収780万円未満から860万円に緩和しています。
○申請が遅れても、さかのぼってもらえません
締め切りを過ぎるとさかのぼってもらえませんが、申請日が転入や出産のどで困難な場合は、15日以内に申請すれば申請月分からもらえる特例もあるようです。
つまり、3月31日に生まれて、4月3日に申請すれば4月分からもらえます。
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